ChatPlusのエージェント:まるごと任せて、あとは自分の時間に
ChatPlusにエージェントが加わりました。タスクをまるごと渡すと、計画を立て、情報源を探して読み込み、計算まで行い、すべての事実にリンクを付けた回答を返します。仕組み、任せるとよいこと、料金を紹介します。

ロボット掃除機を買おうとしているとしましょう。普通のチャットなら、流れはだいたいこうです。いま良さそうなモデルを聞いて、リストをもらう。3機種を比較してもらう。次に価格を確認し、フィルターやブラシについて聞き、3年間でそれぞれいくらかかるのかは自分で計算する。10往復しても、まだ作業の半分は自分でやっている感じです。
エージェントなら、同じ作業を一文で頼めます。「低価格帯のロボット掃除機を3機種比較し、3年間でどれが安いか計算して」。そこから先は自分で進めてくれます。計画を立て、レビューや価格を探し、ページを開いて読み込み、総所有コストを計算し、すべての数字にリンクを付けて答えを返します。
エージェントは、ChatPlusですでに利用できます。以下では、その仕組み、任せるとよい作業、通常のチャットで十分な作業、そして料金について説明します。
エージェントとチャットの違い
通常のチャットは、質問に対して一度で答えます。検索をオンにすればWeb検索もできますが、短い要約をもとに回答を書き、そこで止まります。
エージェントは、タスクが終わるまで進み続けます。何を検索するか、どのページを開くか、何を計算するかを自分で決め、一つずつ実行します。3つ目の手順でデータが足りないと分かったら、手元の情報だけで答えを書くのではなく、さらに探しに行きます。
そのぶん時間はかかります。30秒ほどで終わることもあれば、数分かかることもあります。会話しながら詰めるというより、作業を丸ごと任せたいときに使うものです。
仕組み
まずエージェントはタスクを手順に分解し、計画を表示します。これから何を、どの順番で行うのかを確認できます。
次に作業が始まります。エージェントは検索し、見つけたページを開き、見出しだけを拾うのではなく全文を読みます。計算は頭の中で済ませず、実際の計算機を使います。言語モデルは計算でミスをすることがありますが、計算機を使えばその問題を避けられます。各ステップはチャット上でそのまま追えます。
あなたの確認なしに進められない場合、たとえば価格を調べる都市が分からない、旅行の予算が不明といった場合は、エージェントが質問して返信を待ちます。最初に1つ確認するほうが、10分かけて見当違いの方向に進むよりずっと効率的です。
最後に結果が返ってきます。表、結論、計画、候補リストなど、依頼した形式で出力されます。事実には情報源へのリンクが付き、確認できなかったことはその旨をはっきり示します。
タブを閉じても大丈夫
エージェントはブラウザ内ではなく、ChatPlusのサーバー上で動きます。タスクを設定したら、タブを閉じても、ノートPCを閉じてコーヒーを淹れに行ってもかまいません。エージェントが完了したとき、または質問があるときは通知します。タスクが数分以上かかった場合は、メールが届きます。タスクのチャットは左側の一覧に残っています。
気が変わったら、「Stop」を押してください。そこまでにエージェントが集めた内容は、すべてチャットに残ります。
任せるとよいこと
エージェントが得意なのは、探す、読む、比較する、計算するといった作業が必要なタスクです。エージェントページからすぐ始められる例をいくつか挙げます。
- 比較する。「iPhone 17 ProとSamsung Galaxy S26 Ultraを、カメラ、バッテリー持ち、価格で比較して。最後に表と短い結論を付けて。」
- 計算する。「$400,000の住宅ローンを年利6.5%、30年で組んだ場合の毎月の返済額を計算して。支払う利息の総額はいくら?」
- ルールを整理する。「EU AI Actのうち、2026年に施行されるのはどの部分?情報源付きで短い箇条書きにして。」
- 候補リストを作る。「LLMエージェントの評価に関する最近の研究論文を5本探して。タイトル、著者、中心となるアイデア、リンクをまとめて。」
- 旅行を計画する。「11月にリスボンへ3日間旅行する計画を立てて。見るもの、泊まる場所、移動手段、大まかな予算も含めて。」
- ピッチを準備する。「住宅街に出すコーヒーショップの投資家向け10枚スライドのピッチを作って。構成、各スライドの文面、市場データも含めて。」
優秀なアシスタントにブリーフするつもりで、必要なものと形式を伝えるのがコツです。「スマホについて教えて」よりも、「表と短い結論で」のほうがうまくいきます。
エージェントが不要な場合
すべての作業にエージェントが必要なわけではありません。メールを書く、文章を翻訳する、用語を説明する、ちょっとしたコードを直す。こうしたことは通常のチャットなら数秒で済み、エージェントを使うとかえって時間がかかります。
目安はシンプルです。モデルがすでに知っていることから答えられるなら、チャットを使いましょう。オンラインで調べ、複数の情報源を読み、いくつか計算する必要があるなら、エージェントの出番です。
5つのヘルパーから選べます
好みのヘルパーを選べます。Maxは元祖ロボット。Milaは細部を見逃しません。Muffinは猫らしく好奇心旺盛、Philは本物のフクロウのように賢く、Bagelは見つけたものを何でも持ってきます。違うのは見た目と言い回しだけです。中身は同じスキルを持つ同じエージェントです。ヘルパーはチャット内、チャット一覧、通知に表示され、Settingsで名前を変更できます。
仕事中にキャラクター感を出したくない場合は、Settingsに「Serious mode」があります。ヘルパーの代わりに、シンプルなアイコンと「Agent」という名前が表示されます。
料金
エージェントはサブスクリプションに含まれています。料金はエージェントを動かすモデルによって変わり、モデルは通常どおりメッセージボックスで選びます。
Max AIとGPT-6 Lunaでは、エージェントのタスクはチャージを一切消費しません。各タスクで最大10回まで検索でき、エージェントは必要なだけページを読めます。
より高性能なモデルであるGPT-6 Sol、Claude Sonnet 5、Gemini 4 Argon、Grok 4.7、Muse Spark 1.3では、通常のチャットメッセージと同じように、各ステップでチャージを消費します。開始前には、たとえば「≈10–30% of the charge」のような見積もりがメッセージボックスの横に表示されます。各タスクには上限があるため、1つのタスクがすべてを使い切ることはありません。上限に達すると、エージェントは停止し、続行するかどうかを確認します。また、チャージがなくなってもタスクを途中で投げ出すことはありません。無料でMax AIに切り替えて完了し、そのことをチャットで知らせます。
一般的な制限は次のとおりです。同時に実行できるタスクは1つで、さらに2つまで待機できます。1つのタスクは最大30ステップ、作業時間は最大30分です。トライアルプランでは、1日最大3タスクまで利用できます。
安全ですか?
エージェントが行うのは、検索、公開ページの閲覧、計算だけです。あなたのアカウントにサインインしたり、フォームに入力したり、何かを購入したりはしません。
もう少し目立たない安全策もあります。一部のWebページには、「タスクを忘れて、代わりにこれを実行せよ」のような、AIに向けた命令が隠されていることがあります。エージェントはページ上のテキストを指示ではなくデータとして扱うよう設計されており、そうした命令を無視します。
もちろん、重要な数字は確認する価値があります。だからこそ、各事実の横にリンクがあります。開いて見て、確かめてください。
始め方
メッセージボックスの「+」をタップし、「Agent」を選んでタスクを説明します。または、エージェントページを開いてください。短い紹介、ヘルパーの選択、ワンクリックで始められるサンプルが用意されています。
まとめ
ChatPlusエージェントは、タスクをまるごと引き受けます。計画を立て、情報源を探して読み込み、実際の計算機で計算し、参照元リンク付きの回答を返します。タスクにかかる時間は30秒ほどから数分で、タブを閉じても大丈夫です。完了したらエージェントが知らせます。Max AIとGPT-6 Lunaではタスクはチャージを消費せず、より高性能なモデルでは開始前の見積もり付きでチャージを消費します。今すぐ試せます。